2020/07/21土用の丑の日に思う
うなぎは値下がり?
7月21日うなぎを食べてみた。
シラスが豊漁で今シーズンは鰻の値段が下がったとの報道だが、昨年はうなぎを食べたか覚えていないし、少なくとも今年はこの土用の丑の日が初めてだから比べられず、実感も湧かないなぁ。
たまたま、鰻の流通業界の専門家に話を聞くと、すでに3月から値下がりしてたとか。当然、シラスは1月に捕獲、池入れが終わるからその時点で豊漁はわかるはずで、今年も不漁を予想して去年に前もって高い値段で仕入れた在庫を3月にかけて処分する動きがあったとか。
ウナギとは?
ウナギには、シラスの産地によって日本由来のジャポニカ種、フランス(ヨーロッパ)由来のアンギラ種、米国由来のロストラータ種がある。品質(味)と値段もこの順番。近年、不漁でジャポニカ種が値上がり、ジャポニカ種を補完していたアンギラ種まで値上がりしていたから、最近ではもっと安いロストラータ種が輸入されていたから、このロストラータを先に処分する動きからウナギの値下がりにつながったらしい。このロストラータは、蒲焼きにすると皮がベロベロはがれるらしい。
ウナギを食べよう
活鰻を扱う店だとうな重がだいたい3,000円、デパ地下で売ってる串焼きで一尾5,000円なんてするものもあり。どこで食べてもいいけど、やはり、自宅近くの馴染みのファミレスで気軽に食べたい。この日に食べたファミレスのウナギは、たまたま話を業界の専門家も一押しだそうで、コストパフォーマンス最高とのこと。
最近、若者の中ではウナギの認知度が低いとか。スーパーでも通年で売られているウナギ、日本の伝統食材であるから、なんとかもっと日頃の食卓、ランチメニューで食べられるように大衆化を願う。